学生・エッセイ|科学で遊ぼう!
おりは
突然ですが、「科学」と聞いてあなたは何を思い浮かべますか?
生物、物理、化学といったジャンルでしょうか、あるいは最近話題の人工知能や宇宙開発を思い浮かべたかもしれませんね。科学と一口に言っても想像するものは人それぞれで、そこに間違いはありません。
私が科学と聞いて思い浮かべるのはゲームです。数学やプログラミングは穴埋めパズル,生物は膨大な時間を掛けて行うシミュレーション,そして化学や物理は未知を探求するアドベンチャーだと私は思っています。科学というゲームはいくつかのルールはあれども遊び方は千差万別、さらに無限の問題と解答にあふれ全世界の80億人が参加する超大人気タイトルです!80億人だって?そんな大げさな、とそう思う方もいるでしょう。ですがどんな人も一度は科学というゲームをプレイしていると思います。それは幼い頃かもしれませんし、大人になってからかもしれません。科学に年齢制限はありませんからね。
ですから今回は私と一緒に、科学に出会った日とそのきっかけを思い出してみませんか?ここから先は私の思い出話になるのですが、ぜひあなたも思い出してみてください。あなたが初めて科学と出会った時のこと、科学というゲームをプレイした感想を。
準備はいいですか?では始めましょう!
私が科学と出会ったのは小学校の頃でした。とある子供向け雑誌についていた実験キットが最初のきっかけで、その雑誌いわくジャガイモに不思議な粉をかけると青や紫に色が変わるのだとか。さて、勘のいい読者諸君はすでにお気づきかもしれませんね。そう、デンプンとヨウ素の反応です!きっと小学校の理科で習ったことがある方も多いのではないかと思います。他にも植物を育てて観察してみたり、豆電球を光らせてみたり、自分だけのPCを買ってプログラミングをしてみたりと、いくつもの経験を得てきました。
そうしたきっかけを通じて私は今理系の道を歩んでいますが、同じように科学を好きになった人もいれば、苦手になってしまった人もいると思います。しかし最初に想像してもらったように、科学には様々なジャンルと遊び方があります。ですから今のあなたが科学を好きか嫌いかに関わらず、色々なジャンルに目を向けてみてください。最初の出会いは一度きりでも、きっかけは何度でも訪れるものです。新しく好きになるものや、初めて好きになれるものと出会えるかもしれません。
ここまで科学との出会いときっかけを振り返ってきましたが、この先の日常で科学と出会った時には少し想像してみてください。こんなことが出来たらいいな、こんな風になったらいいな、そう考えられたらあなたはもう立派な科学プレイヤーです!難しく考えずとも構いません。自分が好きなように遊ぶことができる、それが科学なのですから。
やりごたえ抜群、誰だって、何度だって楽しめる超大人気ゲーム、その名も科学!
もう一度遊んでみませんか?
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