さまざまな学びの機会を経て実感する
「モノづくりが好き」という気持ち。
古関 友奈
大手ハウスメーカー
技術職
2018年 理工学部 総合理工学科 建築学系 卒業(現・建築学部 建築学科)
建築史・建築再生研究室
大学時代は歴史的建造物の再生・再利用について研究する齊藤研究室に所属。卒業設計では、生まれ故郷の茨城県にある歴史的な木造建造物のリノベーションと旅館の新築計画に取り組み、地域活性化に貢献することを目指しました。そのために観光客に観光地を訪れてもらうだけでなく、その場に宿泊してもらい、その地域を体験することで、その地域のファンを増やすことを考えました。この計画を通して、私自身も生まれ故郷についてより深い知識を得ることができました。
私が感じた魅力は、先生と学生の距離が近いところです。研究室の齊藤哲也教授は、学生一人ひとりの成長を真剣に考え、親身になって指導してくださることはもちろん、インターン先を紹介してくださるなど、さまざまな学びの機会を提供してくださいました。そうした後押しを受け、授業やゼミだけでなく、設計事務所でのインターンや設計コンペ、ワークショップなどにも積極的に挑戦。実践を通じた学びで、卒業後のキャリアに役立つ知識と経験を身につけることができました。現在の企業に就職を決めたのも、齊藤教授の温かく適切な助言があったからです。
現在はハウスメーカーの集合住宅事業部門で、主にアパートの新築に関わる業務に携わっています。さまざまな業務に取り組む中で、新しい知識を積み重ね、成長していけることに、大きなやりがいを感じています。
最近、様々な業務を通じて改めて「モノづくりが好き」だと実感することが増えてきました。大学で学んだ知識や経験を活かし、多様なモノづくりを通じてお客様や地域社会の課題解決に貢献していきたいと考えています。まだまだ挑戦したいことが数多くあり、試行錯誤しながら今後の目標や将来の夢の解像度を高めていく予定です。これからも成長し続け、社会に役立つ存在となるよう努めてまいります。
2025年9月掲載
*内容・経歴は取材もしくは執筆時のものです。